「失敗とは、前よりも賢く再挑戦するための機会に過ぎない」
これは、自動車王ヘンリー・フォードの言葉だそうです。
私は、コトラーが書いた『マーケティング・コンセプト』という本で知りました。
当たり前の事ですが、失敗を経験しない人はいないと思います。私たちは日々いろんな失敗を繰り返しながら生きている、というのが実情だと思います。
ただ、失敗にも二種類あって、いい加減な気持ちで取り組んだ結果の失敗と、なにかに本気になって取り組んだ結果の失敗とでは、同じ失敗でも意味が全然違ってくる。
例えば、試験の勉強だってそうだと思います。受かっても受からなくてもいいから試しに受けてみようという人と、なにが何でも受かってやろうと本気で思っている人とでは、仮に失敗したとしても、その時に感じる悔しさは、後者の方が比較にならない程強いはずです。
であればこそ、なぜ失敗したのかを徹底的に反省し、次こそは失敗しないように再度チャレンジすることができる。
失敗に学ぶとは、そういうことだと思います。
まずは本気になって取り組んでみること。それが無ければなにも始まりません。