国会での政治家同士のやりとりや、新聞、テレビなどのニュースでしょっちゅう目にしたり耳にしたりするこの「財源」という言葉。
「コロナ禍で困っている人たちを救う必要がある!」
「財源は?」
「台湾有事に備え防衛費の増額が必要だ!」
「財源は?」
「これ以上の人口減少を食い止めるには少子化対策が必要だ!」
「財源は?」
とにかく、「国」が何をやるにしても二言目には財源、財源。
右も左も与党も野党も財源、財源。
しかし、この「財源」って、いったい何なんでしょうね。
多くの人は「税」と答えるのかも知れません。
でも、どうやらそうではないらしい。
「らしい」と書くのは、私が確信を持って言えるような「専門家」ではないからです。
しかし、私には一国民として国の「財源」について関心を持ち、発言をする自由がある。いやむしろ、それは必要なことだとさえ言える。
税が財源だとすると、「防衛費を増やすには増税が必要だ」とか「少子化対策のためには増税もやむを得ない」などの理屈も成り立つことになる。
しかし、税が財源ではないとするとそのような理屈は成り立たない。
果たして、どっちが「本当」なんでしょうかね。もちろん私個人としては、後者であって欲しいのですが。