行政書士開業 徒然日記

57歳で行政書士開業を決意した男のブログです

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「私流」専門業務の決め方

行政書士でやっていくためには、「専門業務」を決める必要がある。これは、行政書士で開業している人の多くが認めるところだと思います。 しかし、前職での経験があるなどの特別な理由があれば別ですが、未経験の新人行政書士で、開業と同時に「専門業務」を…

人生の「宿題」?

子供の頃、学校で宿題が出ると、だいたい二つのタイプに分かれていたように思います。 一つは、まず宿題を済ませてから遊びに行くタイプ。もう一つは、遊びから帰った後で宿題に取り掛かるタイプ。 私は、間違いなく後者のタイプでした。 共働きで親がいない…

行政書士登録後の営業電話

行政書士で開業すると、いろんな営業電話がかかってくるということを、他の行政書士の方が書かれているブログなどで読んだことがあります。 その営業電話、登録四日目にして私にもかかってきました。それも立て続けに二件。 社名もなんの営業だったのかもよ…

子供は親を選んで生まれてくる?!

最近では「親ガチャ」などという言葉にもあるように、「子供は親を選べない」というのが、ふつう世間一般の常識だと思います。 私も実際に、子供が生まれて間もない頃、「子供は親を選べない。だから頑張りなさい」という意味の言葉を掛けられたことがありま…

行政書士とSNS

私が行政書士の試験に合格した当時、よく「行政書士は三年は食えない」という言葉を目にすることがありました。 この言葉はしかし、裏返して言えば、「三年頑張れば食えるようになる」という意味に取れないこともありません。 ただやはり、「三年」という数…

三島由紀夫の『仮面の告白』

よく、「処女作にはその作家のすべてがある」と言われることがありますが、三島由紀夫の場合もその例外ではないような気がします。 三島由紀夫の実質的な処女作である『仮面の告白』 この一作だけで、三島由紀夫が紛いのない「天才」であることを証明するの…

開業を決意して意外だったこと

いろんな花が咲き出すこの季節、景色に目を奪われてつい脇見運転をしてしまいそうになります。用心用心。 さて、私が開業を決意して意外だったことの一つ。 それは、周囲の反応です。 この歳になって「行政書士で開業するので会社を辞めます」と言ったらたぶ…

まずは実績をつくる

たとえば私のような、開業したてで実績のまったくない行政書士が、普通世間一般から相手にされないのは、仕方のないことだと思います。 いくら自分で「私は行政書士です。開業しました!」と叫んでみたところで、何の用もない赤の他人からすれば、まったくど…

今日は大分に行ってきました

桜の花がだいぶ開いてきたようです。たぶん来週あたりが見頃になりそうです。今年はきっと「花見」が盛んに行われることでしょうね。 ところで、今日は仕事の関係で大分まで行ってきました。私が住んでいるところからは車で二時間足らずの距離です。 午前中…

開業一週間が経過しました

野球のWBC、日本やりましたね。世界一です!選手の皆さん、おめでとうございます!村上選手の豪快な一発に、大谷投手の最後の投球、本当にすごかったですね。 さて、入会式から数えて今日で七日目、開業一週間が経過しました。 が、はっきり言ってこの一週間…

私の好きな「恋愛映画」BEST3

今日のWBCでの日本の勝利、本当に感動しました。特に、これまで不調だった村上選手のサヨナラ安打には、妻と一緒に涙でした。明日の決勝戦、是非アメリカに勝って世界一になってもらいたいものですね。 ところで、この間、妻と一緒に『悪人』という映画を観…

開業届提出してきました!

明日のWBC野球の準決勝、楽しみですね。日本の先発は佐々木朗希投手で決まりみたいです。メキシコもかなり強打線のようですが、何とか抑えてもらいたいものですね。 さて、今日は午後から休みが取れたので、税務署に「個人事業の開業届」と「所得税の青色申…

クラシック音楽の楽しみ

同じ楽曲を、いろいろな演奏家の演奏で聴いてみるということは、クラシック音楽を聴くうえでの大きな楽しみの一つだと思います。 これは、歌謡曲やポップスなどでよくある、誰かの持ち歌を他の誰かがカバーしたものを聴く、というのとは似ているようでまった…

「プライド」、この厄介なもの

「プライドが何だ!プライドなど、傷つくだけの厄介なものだ。捨てちまえ!」 これは、タランティーノ監督の映画『パルプ・フィクション』のなかで、ボクサーである主人公に、八百長を強要するマフィアのボスが言い放ったセリフです。 私は初めて観た時から…

入会式に参加してきました!

昨日、単位会の入会式に参加してきました。 これで無事登録と入会が認められ、晴れて行政書士として活動することができるようになりました。 本当の意味での開業一年目の始まりです。 ただ、まだ以前からの会社に勤務中のため、行政書士の仕事に専念できるの…

吉田秀和から学んだこと

九十歳を過ぎて、尚筆を執り続けた、日本を代表する音楽評論家の吉田秀和。 私は学生時代、その著作を通して、音楽や演奏家のことだけでなく、絵画やヨーロッパの文化に関することなど、本当にたくさんのことを学びました。 また毎週日曜日の朝、吉田秀和が…

関わりを持つことの大切さ

よく、経営者は孤独だ、と言われることがあります。 確かにそれは、その通りなのかも知れません。 会社の規模の大小に関係なく、重要な決定事項はもちろん、時には会社の命運を左右するようなことまで、最終的な判断の責任は、常に経営者に委ねられる。 その…

行政書士法の変遷に思うこと

「行政書士法」 言うまでもなく、私たちが行政書士として仕事ができる、その根拠となる法律です。 行政書士は、依頼者の「権利」や「義務」に関わる仕事ですが、その行政書士である私たち自身の「権利」や「義務」を明確化してくれているのが、この「行政書…

名誉の負傷?

WBCでの日本の快進撃が続いています。今日もすっきりと勝って準々決勝進出を決めてもらいたいものですね。 どのスポーツでもそうですが、国際試合というのはやっぱり独特な雰囲気があって、観ていると思わず感動してしまうような場面が多々ありますね。 個人…

映画「ライトスタッフ」を観る

映画「ライトスタッフ」を、久しぶりにDVD鑑賞しました。 1983年制作のアメリカ映画 監督はフィリップ・カウフマン この映画、観るたびに泣けて仕方がありません。主演のサム・シェパードもカッコいいのですが、それ以上に、スコット・グレンやデニス・クエ…

ワードプレスのセキュリティ対策

ワードプレスでサイトを構築する際に、必ずやっておかなくてはならないのが、「セキュリティ対策」だと思います。 私はよく知らなかったばかりに、一度ひどい目にあいました。 というのは、開業に向けて作成中だったサイトに、ある日突然、ほとんど何の前触…

考える方を選ぶことの意味

『絹と明察』という三島由紀夫の小説の中で、資本家である主人公の駒沢善次郎が、労働者に反旗を翻された後、こう述懐する場面があります。 今かれらは、克ち得た幸福に雀躍しているけれど、やがてそれが贋ものの宝石であることに気づく時が来るのだ。折角自…

小林秀雄の「恵み」

今は亡き作家の橋本治に『小林秀雄の恵み』というタイトルの本があって、書店の棚で目を引かれた私は、手に取ってパラパラとページをめくってみたことがありました。 ほんの立ち読み程度でしたので、橋本治がどういう意味を込めてそのようなタイトルを付けた…

「勉強」を好きになる

「遊びと勉強、どっちが好きですか?」と聞かれて、「勉強」と即座に答えられる人は、そんなに多くはないかも知れません。 「勉強」、私も子供の頃から好きではありませんでした。むしろ嫌いだったと言った方がいい。遊びの方が、断然好きでした。 勉強とい…

行政書士事務所のホームページはどう作る?

行政書士事務所を開業するにあたって、もはや必須と言ってもいい事務所のホームページ。 問題は、自分で作るか、業者に頼むか、ではないでしょうか。 これについても私は、諸先輩方の意見を参考にしてみました。その結果、現在のところ自分で作る方を選択し…

行政書士は食えない?

行政書士で、果たして食えるのか、食えないのか? これはもう、行政書士で開業を考える人にとっての「永遠のテーマ」と言ってもいいのかも知れません。 なにしろ、私が試験に合格した二十年以上前から、ずっと同じようなことが繰り返し言われ続けているので…

事務所の現地調査

行政書士の登録申請をすると、大抵の場合、単位会による「事務所の現地調査」が実施されることになっています。 私も調査を受けましたが、日程が決まってから調査の日まで一週間ほどしかなかったため、かなり焦りました。 というのも、私は自宅の一室を事務…

「給料」のない世界

会社勤めであれば、毎月決まった日に必ず給料が振り込まれる。 嫌々でも、毎日会社に行っていれば何らかの仕事があって、それをやっていれば取りあえずの生活は保証される。さらに場合によっては、様々な福利厚生まで付いてくる。 これはもう、本当にありが…