行政書士の登録申請をすると、大抵の場合、単位会による「事務所の現地調査」が実施されることになっています。
私も調査を受けましたが、日程が決まってから調査の日まで一週間ほどしかなかったため、かなり焦りました。
というのも、私は自宅の一室を事務所として申請したのですが、まだ内装が完全には整っておらず、訪問者を迎える机や椅子も用意できていない状態だったからです。
電話を掛けてこられた支部長のお話によると、たぶん二人でお見えになるということでしたので、私は急いでテーブルと椅子をネットで注文しました。
ただ、注文した後で、果たして調査の日までに品物が届くか不安になったのですが、そこはなんとか無事に届いて事なきを得ました。
また、土日を使って内装の仕上げと玄関まわりの掃除を済ませたり、家内と二人でお茶やお菓子の心配をしたり、そのほかにも調査の日ギリギリまで準備をして、やっとのことで体裁を整えることができました。
当日は、予定通りに支部長と副支部長の二人でお見えになり、申請書類の内容と電話等の備品の確認、登録の予定日や支部会の年間スケジュールなどをお話いただき、正味ニ十分程の滞在時間で終了しました。
用意していたお茶も出せずに終わってしまいましたが、もしかするとこれからお世話になるかも知れない先生方に、最低限失礼のない応対だけはできたように思います。
ただ、無事に終わってほっとしたせいか、その日の夜は、普段よりちょっとだけお酒を飲み過ぎてしまいました。反省。