今日はずっと雨で肌寒い一日でした。
ところで、酔っぱらって転んだ時にケガした鼻の傷が、なかなか良くなりません。
もう一月以上になるのですが、歳を取ると、若い時のようにすぐに治るというわけにはいかなくなってきます。
このまま傷が残らなければいいのですが。
酔っぱらってケガをするのはこれが初めてではないので、まったく私の悪い癖というほかありません。
鏡に向かって、薬を塗っている間、ふと思ったのですが、これまでお酒を飲んで随分たくさんの失敗をしてきました。大きなケガどころか、下手をすると命に関わるようなことがあっても不思議ではなかったかも知れません。
にもかかわらず、この程度のケガで済んでいるのは、逆にありがたいことなのかも。
そう思うとなんとなく、小さい頃私を可愛がってくれた祖父母や親せきのおじさん、おばさんたちの顔が浮かんできました。
今はもう亡くなった人たちばかりです。
もしかすると、自分はその人たちに今でも守ってもらえているのかも知れない。自分がこれまで無事に生きてこられたのも、そのおかげかも知れない。
特に理由があるわけではありませんが、鏡に向かいながら何故かそう思わずにはいられませんでした。