行政書士開業 徒然日記

57歳で行政書士開業を決意した男のブログです

私の「経済」の先生

三橋貴明」という人物のこと、果たしてどれくらいの方がご存知なのか、私にはよくわかりません。

 

ですが、私にとっては、ズバリ言って「経済」の先生です。

 

と言っても、本人に直接学んだわけではなく、ブログやメルマガ、YouTubeなどで発信されたものを通して学んできたに過ぎないのですが。

 

私は、経済の「専門家」でないのはもちろんですが、大学などで「経済」について学んだ経験もありません。

 

しかし、一社会人として、「政治」に関心を持つことと、「経済」について自分なりに学んでおくことは、非常に大切なことだと思っています。

 

それと言うのも、「政治」も「経済」も決して一部の「専門家」だけのものではなく、どちらも私たちの暮らしにダイレクトに影響を及ぼすものだからです。

 

ただ、私のような素人が、「政治」や「経済」についての確かな知見を得るのは簡単なことではありません。

 

そんなとき、一番いい方法は、これは、と思う人を見つけて、その人に学ぶことではないでしょうか。

 

その点で、「三橋貴明」は私にとってうってつけの先生ではないかと思っています。

 

まず三橋氏は、言葉を厳密に定義したうえで各種の経済指標やデータを直視し、そこから読み取れることを「正直に」語ろうとしてくれています。

 

さらに三橋氏の発想の根本には「経世済民」という考え方があって、常にそういう視点に基づいて結論を導き出してくる。

 

同じデータを眺めても、どういう視点から見るかで結論が違ってくる場合がある。

 

「経済」とは「経世済民」、つまり「世を経(おさ)め民を済(すく)う」ことであるという考えに基づいて導き出される三橋氏の結論には、私はほとんど違和感を覚えることなく同意することができます。

 

ただし、私自身は、三橋氏の語るところを「完全に」理解できているというわけではありません。

 

しかし、「大筋」では理解できているつもりです。

 

それだけでも、政治家の発言や日常で接するテレビや新聞などの情報に疑問を持ったり、時には「間違い」に気づくことさえできる。

 

そういう意味で、三橋氏は私にとって本当にありがたい「先生」です。

 

ついでに言うと、三橋氏のメルマガを通じて知った評論家の中野剛志氏。

 

経産省の官僚でありながら多くの著作をものしていて、私もいくつか読んだのですが、たぶん、今一番信頼のおける「言論人」の一人ではないでしょうか。