行政書士開業 徒然日記

57歳で行政書士開業を決意した男のブログです

経済とは「経世済民」

昨日今日と、私の住んでいる地域では、春を通り越して初夏を思わせるような陽気になっています。明日も日中の気温は27度を超える予想だそうです。


さて、長いこと私は知らなかったのですが、「経済」とはもともと「経世済民」、つまり「世を経(おさ)め民を済(すく)う」という意味だったんですね。


調べてみると、英語の「エコノミー」(経済)も、元来は「ポリティカル・エコノミー」(政治経済)と言っていたらしいです。


洋の東西を問わず、かつて「政治」と「経済」は一体のもとして捉えられていた。考えてみれば至極当り前のことかも知れません。


そう言えば、受験生の頃、大学の学部に「政治経済学部」というのがありましたが、あれって正しいネーミングだったんですね。


経済が「経世済民」だとすると、経済について考えるということは、平たく言って「世のため人のため」になることを考えることであり、決して「自分の利益だけ」を考えることではない、ということになります。


私のような「凡人」にはなかなかそうはいきませんが、少なくとも世の中の「偉い」人達や「頭のいい」人達には、是非そうであってほしいものですね。