行政書士開業 徒然日記

57歳で行政書士開業を決意した男のブログです

100年に一度の経験

2020年1月30日に出されてから約3年3カ月続いていた、WHOによる新型コロナウイルス感染症を巡る緊急事態宣言が終了されるとの発表がありました。


日本でも新型コロナウイルス感染症の扱いが、5月8日から5類に移行されることが決まっており、なにはともあれ一つの節目を迎えることになります。


今改めて振り返ってみても、この3年以上に渡る期間というのは、私たちの暮らしに計り知れないほどの大きな変化を強いるものであったと言う他はありません。


「戦後」に生まれ、「戦争」を知らずに生きてきた私のような世代にとって、これほど大きな「出来事」はこれまでなかったと言ってもいいのではないでしょうか。


ベルリンの壁」の崩壊や「ソ連の解体」など、私の記憶にある限りでの世界史的な出来事と比較しても、このコロナウイルスがもたらした「パンデミック」というのは、私たちの暮らしを直撃したという意味においてはるかに重要な経験ではなかったかと思います。


しかも、ようやくコロナウイルスによる「パンデミック」が収まりかけたところにロシアとウクライナとの「戦争」が勃発し、物価高騰などの様々な影響を私たちの暮らしに及ぼしている。


私自身はただの「個人事業主」であり、世界的な「大問題」などとほとんど関わりなく生きている身ですが、それでも好むと好まざるとに関わらず、私たちは時に、個人の力ではどうすることも出来ない、もっと大きな「力」で思いもかけないような事態に巻き込まれてしまうことがある。


この数年間に世界で起きたことは、少なくとも私にとっては、そういう貴重な経験をさせてくれたものだったように思います。


まさに「100年に一度」の経験です。